なぜ間取りを決める際に家族構成を考えるべきなのか？
注文住宅では自分や家族の希望やニーズに合わせて、自由自在に間取りを決めることができるのも、大きな魅力です。その一方で、どのような間取りにすれば快適な暮らしができるのか、素人の方にはなかなか見極めるのが難しいかもしれません。間取りの決め方には幾つかのポイントがありますが、その中でも特に重要なのが、できるだけ家族構成に合わせた間取りにすることです。一口に家族といっても人数や性別そして年齢層など、世の中には様々なタイプがあります。家の間取りも家族構成と合っていなければ、何かと使い勝手も悪くなり、快適な暮らしの実現も難しくなるでしょう。したがって注文住宅の間取りを決めるなら、家族構成にも十分に配慮することが重要なポイントになります。
家族構成別に間取りを考えてみる！
例えば夫婦2人だけの家族構成であれば、夫婦が共有できるリビングやダイニングに加え、自分一人だけで過ごせる書斎や化粧室なども、バランスよく配置した間取りがおすすめ。夫婦で自然と顔を合わせる機会を保ちつつ、お互いのプライベートな時間も確保できるので、夫婦としての適度な距離感を実現できるでしょう。子どもがいる家族構成ならば、その成長に合わせて対応できるように、将来的にリフォームや衣替えしやすい間取りにすることが理想です。例えば最初は比較的広めの部屋を作っておいて、幼児期には遊ぶスペースを兼ねたリビングに、そして子どもが成長するにしたがって仕切りを設置し、子供部屋にすることもできます。
2016年時の調査では、大阪の注文住宅の建築費用の平均は全国平均よりも高い、という結果が出ています（土地なしの場合3664万円、土地ありの場合4268万円）。
