家造りのための「資金計画」は慎重に行おう


まずは頭金を貯めよう!

家造りには大きな費用が発生しますが、銀行の住宅ローンを利用するという手段があります。ですが、フルローンで家を建てると借入額が大きくなり、その分ローン返済が家計を圧迫しがちという点が問題です。頭金は通常、総建築費の2割から3割程度入れるのが理想的です。もしも土地を所有しているのであれば、フルローンでも借入金は建物分だけなので少なくて済みます。しかし、土地から購入して家を建てるのであれば、おのずと借入額が大きくなりがちです。ですから、その場合には頭金を入れるようにして、借入額を出来る限り圧縮する必要があります。

借入金利や年数も大切な要素

銀行から建築資金を借りる場合には、元金返済以外に利息の返済も行います。その利息は変動金利で借りた場合には返済額が変化しますが、固定金利の場合には一定の金額を返済することになります。この金利はたった1パーセントの差でも、総返済額が大きく変化するので注意が必要です。たった1パーセントという考え方は捨てて、どのくらいの差が出るのか計算してからローンを利用するようにしましょう。他にも、借入の年数にも注意が必要です。年数は長ければ長いほど、毎月の返済額が小さくなるので返済も楽になります。しかし30年や35年ローンの場合には、その期間に会社をリストラされるなどして、返済に窮する可能性もあります。それを防止するためには、なるべく資金に余裕のある時には、繰り上げ返済をして出来るだけ元金を圧縮しておくと安心です。

ローコスト住宅とは、間取り・内装などが規格化されており、規格されたプランの中から選んで建てる住宅の事です。 自由度は低い分、限られた予算内で家を建てられます。

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